子どもの早熟性思春期(早熟思春期)
早熟性思春期とは
一般的に、女児は7〜8歳、男児は9歳以降に思春期が始まりますが、これより早く発症する場合を早熟性思春期(早熟思春期)と呼びます。
兆候
- にきびや体臭の増加
- 陰毛や腋毛の出現
- 身長の急激な伸び
- 女児の場合:乳房の発達や月経の開始
- 男児の場合:声変わり、顔ひげの発毛、陰茎や精巣の肥大
原因
女児の早熟性思春期の多くは原因不明で、特定の疾患が関与しているケースは少ないです。一方、男児の場合は基礎疾患が関与していることが比較的多いとされています。
影響
早熟性思春期が続くと、最終的な身長が伸びきれない可能性があります。また、身体的変化が周囲とずれることで、恥ずかしさやいじめの対象になることもあります。
診断
早熟性思春期が疑われる場合、医師は身体検査に加えて尿検査や血液検査で性ホルモン濃度を測定します。必要に応じて画像検査や専門医への紹介も行われます。
治療
治療は、基礎となる疾患の是正や、性ホルモンの分泌を抑える薬剤(GnRHアナログなど)によって行われます。早期に介入することで、身長伸長の確保や心理的な負担の軽減が期待できます。
