子どもの視覚感覚の問題を見分ける方法
多くの人は視力の低下に悩み、眼鏡で簡単に矯正できますが、視覚情報の処理に困難を抱える人もいます。視力は正常でも、見たものを適切に統合できない「視覚調整(モジュレーション)」の問題です。子どもがこの問題を抱えている場合、視覚刺激に対して過剰に反応したり、逆にほとんど反応しなかったりします。以下のポイントを観察すれば、子どもの視覚感覚の問題を見極める手がかりになります。
視覚感覚をチェックする5つの項目
明るい光に対する子どもの様子を観察する。光に対して反応が薄い子は刺激に気づかないことが多く、過敏な子は目を覆って光を避けようとします。
動く物体が近づいたときの子どもの反応を見る。すぐに身をひるませて避けようとする場合は過剰反応、全く気付かない場合は低反応と考えられます。
色の違いや光の反射に対する反応を確認する。違いに全く気付かない子は感覚が低い、逆に避けようとする子は過剰です。
頭痛や目の違和感の有無を振り返る。明るい光にさらされた後に頭痛や眼精疲労、吐き気・めまいが出る場合は過剰反応のサインです。
太陽や点滅する光など、強い視覚刺激に長時間見入っていないか確認する。過度に視覚刺激を求める子は長時間凝視する傾向があります。
