なぜ避妊は体重増加を引き起こすのか?
はじめに
避妊ピルは妊娠を防ぐ便利な方法ですが、体重増加という副作用が報告されています。ピルを中止すれば増えた体重は元に戻るとされていますが、避妊自体をやめる必要はありません。エストロゲンやプロゲステロンの量が少ないタイプを選べば、効果はそのままに体重増加を抑えることができます。
成分
- 避妊薬にはエストロゲンとプロゲステン(プロゲストン)が含まれます。ブランドによってエストロゲン量は 20〜50 µg と異なります。エストロゲンが多いほど体重増加のリスクが高まります。
原因
- エストロゲンは体内の水分保持を促し、むくみを引き起こします。また、食欲が増すこともあり、結果として体重が増加しやすくなります。
統計データ
- 調査によると、避妊ピル使用者は1年で平均約4.5kg(10ポンド)増加します。注射型避妊薬(デポ・プロベラ)を2年間使用した場合の平均増加は約3.6kg(8ポンド)です。増加幅は使用する製剤のエストロゲン量に左右されます。
デソゲストロールを含むピル
- 一部のピルはデソゲストロールというプロゲストンを配合しており、他の製剤に比べて体重増加が少ないとされています。代表的な製品は「Ortho‑Cept」や「Desogen」です。
予防・対策
- 体重が増えると感じたら、エストロゲン量が少ないピル(例:Levlite、Mircette、Alesse、Loestrin‑Fe)やデソゲストロール配合の製剤に切り替えることを検討してください。
- それでも体重増加が続く場合は、医師に相談しましょう。インスリン抵抗性など、基礎疾患が隠れている可能性があります。
