圧縮されたポータブル酸素タンクのセットアップ方法

慢性的な呼吸障害を抱える方に処方される圧縮式ポータブル酸素タンクは、軽量で肩掛けストラップやカートなどの携帯性が特徴です。酸素は鼻カニュラやマスクを通じて一定量供給され、使用方法は大型タンクと基本的に同じです。通常は医療従事者が設置しますが、以下の手順を守ればご自身でも安全にセットアップできます。

設定手順

  1. 手を石鹸でしっかり洗い、タンク部品に汚染が入らないようにします。タンク底部のテープをはがし、首部にあるナイロン製のクラッシュガスケット(圧縮ワッシャー)を取り外して廃棄します。

  2. タンク上部のバルブを左回し(反時計回り)に緩め、バルブレンチで操作します。汚れや菌が除去され、酸素の流れが確保されます。ヒューヒューという音が聞こえたら、右回し(時計回り)に回してバルブを閉じます。

  3. シーリングワッシャーをタンク上部に取り付けます。レギュレータのピンを首部底部の3つの穴に合わせ、圧力計側のT字バーを右に回して固定します。レギュレータが動かなくなるまでしっかり締めてください。

  4. バルブを左にゆっくり1回転回し、開放します。大きなヒューヒュー音がしたら漏れの可能性があるため、すぐにタンク供給元へ連絡してください。音がしない場合は、圧力計で酸素圧が取扱説明書通りか確認します。

  5. 酸素チューブの端をバルブステムに接続し、もう一方の端をマスクまたは鼻カニュラに取り付けます。オスとメスの接続部をしっかりはめ合わせます。

  6. タンク供給元から受け取った処方票に記載されたLPM(分/分)を確認し、フローメーターノブを医師が指示した数値に合わせます。その後、マスクまたはカニュラを患者の顔に装着します。マスクは頭部後方と耳の上にかかるゴムバンドで固定し、鼻カニュラは耳の後ろでループさせ、チップを鼻孔に合わせます。

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