年齢が関節に与える影響とは?
リウマチ性関節炎
年齢とともに関節を構成する軟骨がすり減り、炎症を起こしやすくなります。この炎症が進行するとリウマチ性関節炎(RA)となり、関節の痛み・こわばり・腫れを引き起こします。RAは歩行困難や背中の激しい痛みを伴うことがあり、米国で約130万人が罹患しています。RAは高齢者に限らず発症しますが、加齢は関節に対するリスクを高める主要因です。
柔軟性の低下
年を取ると靭帯や腱の伸縮性が低下し、関節の可動域が狭くなります。その結果、全体的な柔軟性が減少します。歩行パターンの変化も関節への衝撃を変えるため、シニア層の多くが柔軟性の低下を実感します。
変性変化
加齢に伴い、特に股関節や膝関節が最初に変性を起こしやすくなります。軟骨が失われると骨が厚くなり、外観も変化します。指関節でも軟骨が減少し、骨が厚くなることがあり、女性に多く見られます。また、関節にカルシウムが沈着する石灰化が肩関節付近で頻繁に起こります。
予防策
遺伝的要因で完全に防げないこともありますが、加齢による関節へのダメージを抑える方法はあります。ストレッチは関節の硬直を防ぐ簡単な手段で、運動前に行うことで関節への衝撃を軽減します。定期的な運動プログラムも関節健康に有効です。さらに、バランスの取れた健康的な食事は、関節の老化を遅らせる助けとなります。
