脳の老化を防ぐ運動と刺激活動

身体的運動

サルク研究所のフレッド・ゲージ博士らの研究によると、散歩などの簡単な運動は脳への血流を増やし、新しい神経細胞の生成を促進します。運動不足は脳機能低下の一因とされ、2006年11月にウォールストリートジャーナルのシャロン・ベグリーが報じたように、有酸素運動は脳の萎縮を防ぎ、老化の進行を逆転させる可能性があります。

精神的刺激活動

アルツハイマー研究・予防財団の創設者で医療ディレクターのダルマ・シン・カリサ博士は、脳の健康を保つために以下のような精神的刺激活動を推奨しています。

  • 注意を要するタスクや複数の感覚を同時に使う活動
  • 日常のルーティンから抜け出すこと
  • ボランティア、歌唱、リスト暗記、新しい言語学習、コンピュータ操作、時事談義、音楽・美術への参加、ジグソーパズルやクロスワードなど

ニューロビックス

デューク大学の神経生物学教授ローレンス・カッツ博士は、五感と感情を組み合わせた脳トレ「ニューロビックス」を提案しています。具体例としては、目を閉じて服を着る、髪を洗う、普段と違う道で通勤する、利き手以外の手で食事やパソコン操作を行う、初めてのスーパーで買い物をするなどがあります。音楽を聴く、花の香りを嗅ぐ、粘土で形を作りながら雲を眺めるといったシンプルな活動も脳機能向上に役立ちます。

これらの活動を日常に取り入れることで、40歳以降から始まる認知機能低下のリスクを軽減し、脳の若々しさを保つことが期待できます。

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