インフルエンザにかかった2歳児に何をすべきか?
予防接種
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、毎年5〜20%の人口がインフルエンザに罹患し、20万人以上が入院、約3万6千人が死亡しています。感染拡大防止のため、米国政府や各州・地方の保健当局は、特にリスクが高いとされる子ども(6か月〜18歳)、妊婦、高齢者、喘息などの慢性肺疾患を持つ人、医療従事者に対し、季節性インフルエンザワクチンとH1N1ワクチンの接種を推奨しています。米小児科学会も6か月以上のすべての子どもへの接種を推奨しており、H1N1流行の今年は6か月〜24歳までの子どもにH1N1ワクチンも推奨しています。
インフルエンザの症状
発熱、寒気、鼻水・咳、下痢、嘔吐、倦怠感、喉の痛み、筋肉痛などが主な症状です。症状が出たらすぐに小児科医に相談し、特に呼吸困難、液体摂取困難、極度の無気力が見られる場合は緊急受診が必要です。医師は迅速診断テストでインフルエンザかどうかを確認し、必要に応じて抗ウイルス薬を処方します。
安静・対処法・チキンスープ
インフルエンザと診断された場合、医師は必要に応じてタミフル(オセルタミビル)などの抗ウイルス薬を処方することがあります。薬の有無に関わらず、以下の基本的なケアが重要です。
- 子どもを静かに安静にさせ、好きなブランケットやパジャマで快適に過ごさせる。長時間のテレビは避け、睡眠を確保する。
- 水分補給をしっかり行う。水やジュース、電解質飲料、透明なスープなどが適しています。食欲がなくても水分だけは摂らせる。
- 手洗いを頻繁に行う。患者側・介護者側ともに石鹸と水でしっかり洗い、必要ならアルコール除菌シートを使用する。
- 高熱がある場合はアスピリンは絶対に与えない(レイ症候群の危険)。市販薬を使用する前に必ず小児科医に相談する。
健康を保つためにできること
インフルエンザや風邪にかからないよう、日常でできる予防策を実践しましょう。
- こまめに手を洗う。トイレ後、鼻をかんだ後、外出先から帰った後、食事前後など、手指の汚染を防ぐ。
- 体調が悪いときは外出を控え、学校や保育園、職場に行かない。症状が完全に消えてから24〜48時間は自宅で安静にする。
- バランスの取れた食事で必要な栄養とビタミンを摂取し、免疫力を高める。
- 規則正しい就寝時間を守り、十分な睡眠を確保する。
- 季節性インフルエンザワクチンとH1N1ワクチンで予防接種を受ける。
