幼児におけるベナドリル(ジフェンヒドラミン)の副作用

鼻づまりや目のかゆみ、くしゃみは風邪やアレルギーでよく見られる症状です。これらの不快な症状を和らげるために、市販薬が多く利用されています。その中でも代表的なのがベナドリル(有効成分:ジフェンヒドラミン)です。成人はもちろん、2歳以上の子どもでも慢性肺疾患や緑内障がない限り使用できます。

ベナドリル(ジフェンヒドラミン)の形態

  • 液体(シロップ)・エリキシル:最も一般的な形態です。子ども用は2歳以上向けのシロップと、6歳以上向けのエリキシルがあります。経口で鼻水や目のかゆみを抑えるのに適しています。
  • 錠剤:成人や6歳以上の子どもが使用できます。
  • 外用クリーム:蚊に刺されたかゆみ、毒オーク・毒ツタのかぶれ、日焼け後の冷却に効果があります。
  • 舐めるタイプのストリップ:外出先で手軽に服用できる形態です。

敏感な子ども(乳幼児)に見られる一般的な副作用

子どもに投薬する際は、必ず用量を守り、ラベルの指示を確認してください。通常用量で起こり得る副作用は以下の通りです。

  • 興奮や不安感
  • めまい
  • 口の渇き
  • 吐き気
  • 眠気

敏感な子どもに起こり得る重篤な副作用

まれに報告されている重篤な症状は次のとおりです。

  • 視界のぼやけ
  • 頭痛
  • 落ち着きのなさ、睡眠障害(不眠)
  • めまい(ヴァーティゴ)
  • 肺からの粘液過剰分泌
  • 心拍数の乱れ(心悸亢進)

医療機関への受診が必要な症状

以下の症状が現れた場合は直ちに医師の診察を受けてください。

  • 極度の興奮や激しい泣き
  • 嘔吐・下痢が続く
  • 意識レベルの低下や判断力の低下
  • 過剰摂取による幻覚、痙攣、最悪の場合は致死

まとめ

ベナドリルは正しい用量と投与間隔を守れば、アレルギー症状や虫刺され、軽い火傷の緩和に有効です。必要最低限の量で症状を抑え、再投与は指示された時間間隔を守ることが安全な使用のポイントです。

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