閉経期の腕の汗(多汗症)
多汗症(ハイパーヒドロシス)
閉経期の女性は、ホルモンの変動により、脇の下や体全体で過剰な発汗が起こります。これは「多汗症」と呼ばれ、局所的に起こることも、全身に広がることもあります。
副腋窩多汗症
脇の下だけ大量に汗をかく状態を「副腋窩多汗症」といいます。汗は体温調節のために必要ですが、過剰になると体に不要な負担がかかります。
ホルモン低下が原因
エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンといった性ホルモンが減少すると、体温が上がり、血流が脳へ向かいます。脳は皮膚への血流を増やし、汗をかかせて体温を下げようとします(Johns Hopkins医科大学のGale Mirkin博士の見解)。
悪化させる要因を避ける
閉経期の女性は汗をかきやすくなるため、さらに悪化させる要因はできるだけ避けましょう。具体的には、喫煙、辛い食べ物や熱い飲み物、ストレス、アルコールなどです。
対策・治療法
アルミニウム塩化物ヘキサヒドレートを含む製品(例:Drysol、Xerac AC)を使用すると、汗の分泌を抑えることができます。また、イオントフォレシスという軽い電流で皮膚を厚くし、汗の流れを減少させる治療法もあります。
天候に注意
気温や湿度の変化に敏感になることがあります。外出時は天候を考慮し、必要なら携帯用ファンを持参してください。他人の目を気にせず、自分の体のサインに従いましょう。
