ホットフラッシュに影響する食品
更年期や閉経期の女性の多くが経験するホットフラッシュ(血管性の熱感)は、食事によって悪化したり、緩和されたりします。以下では、ホットフラッシュを引き起こしやすい食品と、逆に緩和に役立つ食品を紹介します。
避けるべき食品
辛い食べ物、アルコール、カフェインは体を温め、ホットフラッシュを強くします。
砂糖、動物性脂肪、にんにく、赤身肉も内部の体温を上げやすく、症状を悪化させます。
チョコレート、酢などの酸性食品、熟成チーズ、飽和脂肪を多く含む食品は、体温上昇のトリガーとなります。
熱い飲み物(例:コーヒー)や刺激の強い唐辛子も同様です。
大豆製品の効果
大豆に含まれるイソフラボンはフィトエストロゲンで、閉経前に分泌されるエストロゲンに似た作用があります。適量であれば体温調節を助け、ホットフラッシュを軽減します。ただし過剰摂取はエストロゲン過多となり、乳がんリスクを高める可能性があるため注意が必要です。
ホットフラッシュ予防に役立つ食品
大麦、胚芽、黒ごま、山芋、トウモロコシ、豆腐、アーモンド、枝豆、りんご、カシューナッツ、全粒小麦、オート麦、ピーナッツなどは、体内のバランスを整え、ホットフラッシュの頻度を減らします。
黒ごまに含まれるリグナンは血圧やコレステロールを下げ、ビタミンEを豊富に含みます。胚芽は神経機能をサポートし、血圧・コレステロール低下効果があります。
文化とエストロゲンレベルの違い
西洋以外の国々では、脂肪が少なく大豆製品や食物繊維を多く摂取する食生活が一般的で、ホットフラッシュの発生率が低いとされています。また、基礎エストロゲンレベルが低めであることも関与している可能性があります。
試してみたい食材
亜麻仁油、セロリ、パセリ、フェンネルはフィトエストロゲンを豊富に含み、エストロゲンバランスを整えてホットフラッシュを和らげるとされています。
柑橘類とビタミンE
毎日柑橘類(できるだけ白い内側の皮も含めて)を摂取すると、バイオフラボノイドがフィトエストロゲン様作用を示し、ホットフラッシュの頻度を減らす可能性があります。ビタミンEサプリの併用も有効です。
その他避けるべき要因
喫煙、熱いシャワーやサウナ、温浴施設、ダイエット薬、暑い環境は症状を悪化させます。ストレスや不安も同様です。
