閉経はいつ起こるのか?
閉経は女性の生殖ライフサイクルの一段階で、卵巣が卵子の産生を停止したときに起こります。国立女性健康情報センターによると、閉経は「月経が1年続かない」ことが確認された日、すなわち1日で完了すると定義されています。医療的介入(手術や放射線・化学療法)により卵巣機能が失われた場合も、閉経は起こります。
タイプ
- 自然閉経:加齢に伴い卵巣の機能が徐々に低下し、自然に起こります。
- 誘発閉経:外科手術(卵巣摘出や子宮全摘)や放射線・化学療法など医療処置により卵巣が機能しなくなることで起こります。
期間
- 自然閉経は北米閉経学会の調査で、40歳から58歳の間に起こり、平均年齢は51歳とされています。30歳で早発する例や60歳を超えて遅発する例もありますが、稀です。
- 誘発閉経は初経後の任意の年齢で起こり得ます。手術による閉経は手術直後に即座に完了します。
- 平均年齢よりかなり早く起こる閉経は「早発閉経」と呼ばれ、自然でも誘発でも該当します。
留意点
- 閉経そのものは1日の出来事ですが、閉経前後の移行期間は数年にわたります。閉経前の移行期を「周経閉経期(ペリメノポーズ)」、閉経後の期間を「閉経後期(ポストメノポーズ)」と呼びます。
- 誘発閉経を経験した女性は、自然閉経と同様の周経閉経期を経ないことが多いです。
症状の把握
- ホルモンの変動により、ホットフラッシュ(ほてり)、夜間発汗、気分の変動、倦怠感、膣の乾燥、睡眠障害などさまざまな症状が現れます。これらの症状は閉経後も続くことがあります。
閉経後の影響
- 閉経後は妊娠できなくなります。また、心血管疾患や骨粗鬆症(骨が脆くなる状態)のリスクが高まります。
