避妊に関する問題点とリスク
精子殺滅剤
精子殺滅剤は単独でも、他の避妊法と併用しても使用できます。泡状、クリーム、ジェリーなどの形態があり、精子を死滅させることが目的です。化学成分にアレルギーや過敏症がある人は使用でかゆみや刺激を感じることがあります。頻繁に使用すると粘膜が刺激されやすくなります。
コンドーム
コンドームは安全で効果的な避妊具とされ、精子殺滅ジェリーと併用すればさらに効果が高まります。ただし、破れやすり滑りが起こると避妊効果が失われます。ラテックスやポリウレタンにアレルギーがある人もいます。また、ジェリー自体が刺激になることがあります。
コンドームの大きな利点は、HIV/エイズをはじめとする性感染症の予防も同時にできる点です。これは他の避妊法では実現できません。
避妊スポンジ
スポンジは膣内に挿入して子宮頸部を覆うタイプの避妊具です。効果はありますが、以下のような問題が報告されています。
- スルファ薬やスポンジ素材に対するアレルギー反応
- 稀に毒素ショック症候群(TSS)を引き起こす可能性
- 膣の乾燥感や不快感
- 精子殺滅ジェリーと併用することで刺激が増すことがある
子宮頸部キャップ
子宮頸部キャップは個々の形に合わせて作られるバリア型避妊具です。未出産の女性に対しては比較的高い効果が期待できますが、次のような注意点があります。
- 過去にTSSを経験した人は使用不可
- 性交中にずれやすく、効果が低下することがある
- 素材に対するアレルギー反応が起こることがある
- 精子殺滅ジェリーと併用することで刺激が出る場合がある
経口避妊薬(ピル)
ピルは最も効果的な避妊法の一つですが、ホルモンバランスを調整するため、以下のような副作用が出ることがあります。
- 体重増加、頭痛、性欲の変化
- 膨満感、目の乾燥、にきび
- 月経間の不正出血(ブレークスルー出血)
