閉経前に起こる大量・長期の出血について
閉経前とは?
閉経移行期は、閉経が始まる約2〜8年前に起こります。この期間、月経を司るエストロゲンの分泌が徐々に低下し、月経は続くものの不規則になり、出血が少なくも多くもなることがあります。特に不規則な月経は、持続的に大量の出血を引き起こすことがあります。
子宮内膜からの出血
エストロゲン低下により子宮内膜が薄くなります。通常、エストロゲンのサージで毎月厚くなる内膜が、エストロゲンが減少すると十分に厚くならず、薄くなった内膜の血管が脆弱になり破裂し、月経様の出血が起こります。
膣からの出血
閉経前に最も一般的な膣出血は膣萎縮です。エストロゲンが減少すると膣壁が薄く乾燥し、血管が保護されなくなるため、軽い点状出血から時に大量出血まで起こります。性交後に出血を感じる女性もいます。
その他の原因
子宮ポリープも閉経前の出血原因の一つです。エストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れ、子宮内膜が過剰に増殖してできる球状のポリープは、数個から数十個、サイズはゴルフボール大までさまざまです。
特別な注意点
月経以外の出血はすべて、診断が下されるまで異常とみなされます。医師による検査で原因を特定し、まれに子宮頸がんや子宮体がんが原因であることもあります。
