女性の尿路感染症の兆候と症状とは?
尿路感染症は非常に一般的で、生涯のうちに少なくとも一度は経験する人が多いです。特に乳児・高齢者・妊婦は罹りやすく、早期に症状を察知すれば比較的簡単に治療できます。
女性と尿路感染症の特徴
女性は解剖学的に男性より尿路感染症にかかりやすいです。女性の尿道は肛門に近く、腸内や肛門周辺の細菌が尿道へ侵入しやすくなります。また、性行為時に男性の陰茎から女性の膣へ細菌が移動し、そこから尿道に達することもあります。
排尿時の痛み(排尿痛)
最初に現れる症状は「排尿痛(ディスユリア)」です。排尿時に焼けるような痛みや痙攣感を感じることがあります。これは細菌が尿道の粘膜を刺激し、尿が通過する際に痛みが生じるためです。
排尿頻度の増加
尿路感染症になると、頻繁にトイレに行きたくなる衝動が出ます。体は細菌を排出しようとしますが、逆に尿が出にくくなることもあります。特に妊娠中は子宮が膀胱を圧迫し、残尿がたまりやすくなるため、症状が顕著になります。
下半身の痛み
痛みは骨盤や腰部に広がることがあります。膀胱に細菌が溜まると骨盤内に炎症が起こり、腰部に痛みが及ぶと腎臓まで感染が広がっている可能性があります。腎臓の痛みは早急な治療が必要です。
尿の異常
尿の色やにおいの変化も感染のサインです。尿が濁る、濃い色になる、血尿が出る、強い臭いがするなどの症状があれば、医師に相談してください。
