パップスミア(子宮頸部細胞診)の概要と重要ポイント

定義

パップスミア(子宮頸部細胞診)は、子宮頸部の細胞を採取し、がんや異常細胞の有無を調べる検査です。子宮頸部は膣の奥端に位置し、子宮への入口となります。主に家庭医や産婦人科医が定期的に実施します。

対象と実施頻度

18〜30歳の女性は年に1回の検査が推奨されます。18歳未満で性行為をしている場合も年1回が望ましいです。30〜65歳で過去に複数回陰性結果が続いている場合は、2〜3年に1回に間隔を延ばすことが可能です。65歳以上で陰性歴が安定している場合は、医師の判断で検査を中止できます。異常が見つかった場合は、陰性になるまで検査回数を増やすことがあります。

検査前の準備

  • 検査前24時間は性交渉を控える。
  • 検査前24時間は膣内洗浄やタンポンの使用を避ける。
  • 現在服用中の薬を医師に伝える。
  • 過去に異常結果があれば、医師に知らせる。

検査の流れ

検査当日は下半身の衣服を脱ぎ、検査台に仰向けで足をストラップに置きます。医師は潤滑剤を塗布したスぺキュラムで膣を開き、ブラシ状の器具で子宮頸部から細胞を軽く拭い取ります。同時に骨盤診察を行うことが一般的です。特別な疾患がない限り、ほとんど痛みはなく、多少の不快感を感じる程度です。結果は通常10〜21日で判明します。

結果が陽性だった場合

陰性なら子宮頸部は正常です。異常細胞が検出された場合は、まず再検査を行い偽陽性か確認します。複数回陽性が続く場合は、コルポスコピーや生検などの追加検査が行われ、原因に応じた治療方針が説明されます。

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