子宮筋腫におけるエストロゲンの役割
子宮筋腫は多くの女性に見られ、無症状のまま気付かれないこともあります。サイズが大きくなると症状が出て手術が必要になることがあります。
エストロゲン
メイヨークリニックによると、女性ホルモンのエストロゲンは子宮内膜の増殖を促し、妊娠に備える役割がありますが、同時に子宮筋腫の成長も刺激するとされています。
エストロゲン受容体の増加
子宮筋腫の細胞は正常な子宮筋平滑筋細胞に比べ、エストロゲン受容体が多く、エストロゲン自体も多く含まれています。
更年期
更年期にエストロゲン濃度が低下すると、子宮筋腫の腫瘍は縮小することが報告されています。これはエストロゲンと子宮筋腫の関係を示す証拠です。
閉経前後期(ペリ更年期)
エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れ、エストロゲンが過剰になると筋腫の増殖を促す可能性があります。ペリ更年期の女性はホルモン変動によりエストロゲン過多になることが多く、筋腫が発症しやすくなります。
キノエストロゲン(環境エストロゲン)
エストロゲンだけが筋腫の原因ではありません。食品生産に使用される成長ホルモンや農薬など、環境中に存在するキノエストロゲンも筋腫の発生に関与すると考えられています。過去20年で筋腫の罹患率は増加しています。
