激しい月経出血の原因と対策

薬剤

抗凝固薬や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は血液凝固を妨げ、出血量が増えることがあります。また、ホルモン剤の服用方法が不適切な場合も月経過多(月経過多症)を引き起こすことがあります。

ホルモンバランスの乱れ

エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れると、子宮内膜が過剰に増殖し、結果として大量出血が起こります。特に閉経前後の女性に多く見られます。

ポリープ・凝固障害

  • 子宮ポリープ:子宮壁に付着した良性の腫瘍で、ホルモンレベルが高いと発生しやすく、出血を増加させます。
  • フォン・ウィルブランド病:血液の凝固因子が不足する遺伝性疾患で、出血が止まりにくくなります。

無排卵・子宮筋腫

  • 無排卵:排卵が起こらないとホルモンが不均衡になり、月経が過多になることがあります。
  • 子宮筋腫:子宮内にできる良性腫瘍で、特に妊娠可能年齢の女性に多く、長時間かつ大量の出血を引き起こします。

IUD(子宮内避妊具)・子宮内膜症

  • 非ホルモン系IUDの使用は、月経過多の副作用として報告されています。出血が続く場合は、他の避妊方法への変更を検討してください。
  • 子宮内膜症は、子宮内膜組織が子宮筋層に入り込む状態で、特に出産回数が多い中年女性に見られ、激しい出血と疼痛を伴います。

妊娠・がん

  • 妊娠初期に流産や子宮外妊娠(異所性妊娠)が起こると、異常に大量の出血が見られます。
  • 卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がんなどの悪性腫瘍も月経過多の原因となります。

症状と注意点

月経が7日以上続く、3週間未満で次の月経が来る、激しい腹痛、疲労感、1時間以内にパッドやタンポンが飽和する、同時にパッドとタンポンを使用する、血塊が大きい、息切れやめまい(貧血のサイン)などが見られたら、医師の診察を受けましょう。

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