卵巣がんのステージ別症状と治療
米国がん協会によると、女性が生涯で卵巣がんになる確率は約1/71です。多くは55歳以上で診断され、早期に発見できれば生存率が大幅に上がります。卵巣がんはステージⅠ〜Ⅳの4段階に分けられ、進行につれて症状が顕著になりますが、初期症状は他の病気と似ているため見つけにくいことがあります。
ステージⅠの症状
- 多くの場合、症状はほとんどありません。
- 下腹部に軽い痛みや膨満感を感じることがあります。
ステージⅡ・Ⅲの症状
- がんが卵巣だけでなく、卵管、子宮、膀胱、直腸、S状結腸(ステージⅡ)や、腹膜(オメンタム)・リンパ節(ステージⅢ)へ広がります。
- 下腹部や背中の痛み、月経不順、頻尿、慢性的な便秘、腹部の膨満感、性交時の痛みなどが現れます。
ステージⅣの症状
- がんが骨盤内に留まらず、肝臓や肺など遠隔臓器へ転移します。
- 食欲不振、激しい腹部腫脹、慢性便秘、呼吸困難、全身の倦怠感などがみられます。
その他の共通症状
- 腹部に持続的な満腹感や圧迫感を感じる。
- 少量の食事で早く満腹になる。
- 頻繁な吐き気やガスがたまりやすい。
- 症状は時間とともに悪化し、波がないことが特徴です。
治療法
- 手術:卵巣、子宮、卵管、必要に応じてリンパ節やオメンタム、腸管の一部を切除します。
- 化学療法:手術後にがん細胞の残存を狙って行います。
