妊娠中絶に伴うリスクと注意点
概要
中絶を検討する女性はそれぞれ異なる理由がありますが、正しい判断を下すためにはリスクを正確に把握することが重要です。信頼できる医療機関を選び、医師と十分にリスクや懸念点を話し合いましょう。
中絶の目的とタイミング
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中絶は妊娠を終了させる医療行為です。合併症を最小限に抑えるため、可能であれば妊娠9週までに実施することが推奨されます。手術中・手術後のいずれの段階でもリスクは存在します。
中絶の種類
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妊娠初期(1~12週)では、薬剤による中絶と外科的中絶の二つが選択できます。
薬剤中絶は、ミフェプリストン(Mifepristone)とミソプロストール(Misoprostol)を組み合わせて行います。ミフェプリストンは妊娠7週までの使用が適応とされています。
外科的中絶は以下の方法があります。
- 吸引吸引(Suction aspiration): 妊娠6~12週で実施
- 拡張掻爬(Dilation & Curettage, D&C): 妊娠12~15週で実施
- 拡張排除(Dilation & Evacuation, D&E): 妊娠15~21週で実施
- 拡張抽出(Dilation & Extraction, D&X): 妊娠21週以降で実施
薬剤中絶の留意点
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ミフェプリストンの副作用として、出血、腹痛、吐き気、頭痛、下痢、嘔吐などが報告されています。特に大量出血のリスクがあり、血液凝固障害や抗凝固薬を服用している女性は使用できません。
稀に胎児組織が完全に排出されず、残存組織除去のためにD&Cが必要になることがあります。
外科的中絶の主な影響
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吸引吸引やD&C、D&Eでは、吐き気、発汗、腹痛、めまい、長時間または大量の出血が起こり得ます。さらに、感染、血栓、子宮穿孔、子宮頸部損傷といった合併症のリスクがあります。特にD&Cは子宮穿孔のリスクがやや高くなります。
D&Eの場合は手術後2週間程度出血が続くことがあり、感染や血栓、子宮・子宮頸部の損傷リスクが増大します。
重篤な合併症と警告
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外科的中絶は感染リスクが高く、骨盤内炎症性疾患(PID)を発症しやすくなります。PIDは不妊の原因となり得ます。
子宮外妊娠(異所性妊娠)や胎盤前置のリスクも増加します。これらは生命に関わる緊急事態です。
専門家の見解
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中絶後に不妊になる女性は全体の2〜5%と報告されています。主な原因はPIDや手術時の子宮損傷です。
一部の研究では、中絶が若年期(45歳まで)の乳がんリスクを約50%増加させる可能性が示唆されています(1994年、米国国立がん研究所誌)。
死亡例は極めて稀ですが、米国CDCのデータ(2000年)では合法的中絶に伴う合併症で11例の死亡が報告されています。
まとめ
中絶は妊娠を終了させる医療手段であり、薬剤中絶と外科的中絶それぞれに特有の副作用や合併症があります。リスクを正しく理解し、経験豊富な医師のもとで適切な方法を選択することが安全な選択につながります。
