救急部門の看護師が守るべきJCAHO(The Joint Commission)文書基準とは
概要
The Joint Commission(旧JCAHO)は医療機関向けの認証基準を定めています。救急部門の看護記録に関する基準は、病院マニュアルの「ケアの提供(Provision of Care)」セクションに含まれる「パフォーマンス要素(Elements of Performance)」に基づきます。救急室専用の記録要件は設けられていませんが、病院全体の方針・手順がThe Joint Commissionの基準と合致していることが求められます。
歴史
救急室における看護記録の基準は、病院の総合的な方針と手順に基づいて設定されます。これらの方針は、The Joint Commissionの基準およびパフォーマンス要素と整合させる必要があります。基準は毎年見直されるため、病院は方針を定期的に更新し、最新の要件に適合させる必要があります。
種類
「ケアの提供」章は複数のパフォーマンス要素に分割されており、これらは患者ケアの質を保証する指針です。救急室は急性期医療の一部と位置付けられ、同章の要素が救急室にも適用されます。したがって、救急室の看護記録はこの広範な領域の下で管理されます。
機能
The Joint Commissionは病院全体を対象とした複数のマニュアルで評価を行います。救急室は通常「病院マニュアル」の対象となり、急性期医療設定に対する標準とパフォーマンス要素が定められます。これらの標準は救急室の看護記録にも適用されます。
留意点
The Joint Commissionは毎年「National Patient Safety Goals(全国患者安全目標)」を策定します。目標は8〜14項目で、病院が直面する主要な安全課題を示します。具体的な記録要件は示されていませんが、病院はこれらの安全目標を踏まえて記録方針を調整し、標準に適合させます。
メリット
The Joint Commissionの基準は看護業務と記録に関する大枠の指針を提供します。看護師だけでなく、すべてのスタッフが標準に沿ったパフォーマンスと記録を行うことで、患者安全とケアの質が向上します。
