滅菌薬剤の再構成手順
医療用の滅菌薬剤は、投与前に無菌状態を保つため、無菌技術で再構成する必要があります。病院の薬局では認定技術者が層流フード内で作業しますが、在宅でも同様の無菌手順と器具を使用すれば安全に再構成できます。
必要なもの
- 石鹸
- 清潔なタオル
- 個別包装された滅菌ゴム手袋
- 滅菌用アルコール
- アルコールワイプ
- 希釈剤(バイアル)
- シリンジ
- 18ゲージ針
- アルコールスワブ
手順
石鹸で手と肘までしっかり洗い、30秒以上こすります。洗い流したら清潔なタオルで乾かします。
滅菌薬剤を用意します。粉末状の静脈内薬(例:ボリコナゾール)ならプラスチックキャップを外します。経口薬(例:アジスロマイシン液)なら瓶の蓋を外し、逆さまに置いておきます。
バイアルのキャップや希釈剤バッグの入口を滅菌アルコールスワブで拭きます。各部位につき1枚のスワブを使用し、無菌性を保ちます。
各容器に記載された再構成指示を確認し、必要な希釈量を把握します。指示が不明な場合は処方薬局や薬剤師に問い合わせて正確な量を確認してください。
シリンジに18ゲージ針を装着し、左手で希釈剤バッグを持ちます。バッグの入口に針を刺し、必要量を吸引します。シリンジを軽く叩いて気泡を除去します。
針を45度の角度でバイアルのキャップ中心に刺し、ゴム栓が砕けて内部に入らないようにします。
希釈剤をゆっくりとバイアル内に注入します。経口薬の場合は液体を瓶の開口部に直接注ぎます。
経口薬の瓶はキャップを元に戻し、粉末薬はバイアルシールを閉じます。その後、容器を十分に振って粉末が完全に溶解するまで混ぜます。
以上の手順を守れば、在宅でも安全に滅菌薬剤を再構成できます。
