麻酔後ケアユニット(PACU)での看護師の役割と責務

バイタルサインの管理

PACU(術後回復室)の看護師は、手術後の患者の血圧、呼吸数、肺音、脈拍などのバイタルサインを測定します。血圧モニター、心電図モニター、パルスオキシメーターなどの機器の使用方法と結果の解釈に熟知している必要があります。例えば、12誘導心電図モニターの接続方法やデータの読み取り方を把握し、必要に応じて適切に対応します。バイタルサインは通常5〜15分ごとに記録され、安定し入院前の基準に戻るまで継続します。安定したら、病棟へ搬送するか、退院手続きへ進みます。

疼痛管理

術後疼痛のコントロールはPACU看護師の重要な業務です。鎮痛薬の種類・作用、副作用を理解し、適切に投与します。患者がPCA(自己管理型鎮痛ポンプ)や静脈輸液を必要とする場合、ポンプの設定方法や使用方法を説明し、患者が安全に自己管理できるよう指導します。

安全管理

術後患者のケアに加え、PACU全体および病院全体の安全確保も看護師の責務です。危険物や医療廃棄物の取り扱い手順、火災予防策を遵守し、適切な個人防護具(ラテックス手袋、マスク、ゴーグル等)の保管場所と使用方法を熟知しておく必要があります。

資格・認定の維持

看護師はACLS(高度除細動術)やCPR、必要に応じてPALS(小児高度除細動術)などの認定資格を更新し続けなければなりません。また、継続教育単位(CEU)を取得し、看護師免許の更新や専門性の向上に努めます。

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