看護師は倫理的ジレンマに直面したとき、どのように行動すべきか?
医療現場では、臨床スキルだけでは対処できない倫理的ジレンマが生じることがあります。看護師は専門職としての倫理観と、組織内のサポートを活用し、適切に行動することが求められます。
プロフェッショナルコード
米国看護協会(ANA)の『看護師倫理規範』は、看護師が守るべき行動指針だけでなく、看護職全体の姿勢を示しています。各州にも看護業務範囲や倫理・職業行動の基準が法令として定められており、必要に応じて州看護委員会に問い合わせるとよいでしょう。
上司(スーパーバイザー)への相談
臨床現場で問題が発生した際は、まず直属の上司やマネージャーに相談します。倫理的ジレンマが上司本人に関わる場合は、別の管理者や部門長に相談し、客観的な支援を受けましょう。
同僚や他職種への相談
時間が限られ、すぐに上司と連絡が取れないときは、同僚の看護師や医師、リハビリテーション療法士など、信頼できる医療チームメンバーに意見を求めます。全ての医療職は患者の福祉を最優先に考える倫理教育を受けているため、有益な助言が得られます。
研究・文献での情報収集
新しい医療技術や治療法に伴う倫理的課題は、専門誌や学術ジャーナルで議論されています。大学病院や公共図書館、オンラインの医療ジャーナルサービスを活用し、最新の研究や指針を確認しましょう。
