Tygon R-3603 チューブの用途と取り扱い方法

Tygon R-3603 は透明なチューブで、実験室でのガスや液体の搬送に広く使用されています。食品医薬品局(FDA)および連邦規則第175.3000条の基準を満たすよう設計されており、真空用チューブと実験用チューブの2種類が提供されています。用途に応じて若干異なる仕様が設定されています。

実験用チューブ

Tygon R-3603(実験用)は医療・食品業界でも利用され、主にペリスタルティックポンプ、機器接続、ドレーン・ベント、その他の汎用実験用途に適しています。

  • 多様なサイズ展開と、ガラスのように滑らかな内部壁を持ち、割れにくく耐久性があります。
  • 化学薬品や食品を吸着せずに搬送でき、柔軟で摩耗に強いため、2倍以上の寿命を誇ります。

真空用チューブ

真空用として提供される Tygon R-3603 は、ペリスタルティックポンプ、真空ポンプ、コンデンサー、インキュベーター、デシケーターなどで使用されます。

  • 厚壁設計で完全な真空状態に耐え、常温での使用が推奨されます。
  • 化学薬品に対する耐性が高く、油が逆流しても膨張しません。
  • 透明なのでライン内の詰まりを目視で確認でき、サイズバリエーションが豊富で腐食性雰囲気にも耐えます。

使用後の洗浄・滅菌

このチューブは繰り返し使用可能で、滅菌にも対応しています。ただし、初回滅菌時に 2〜4% の収縮が生じることがあります。

  • オートクレーブでの滅菌:チューブを外科用ムスリンで巻き、15 psi の蒸気で 30 分間処理。
  • エチレンオキシドガスによる滅菌:化学耐性に優れるため、チューブを損傷させません。
  • 滅菌後は同じ長さのチューブを異なる液体やガスの搬送に再利用でき、実験室で多数の試薬を扱う際に非常に便利です。

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