CPR・応急処置・薬剤投与(MAT)トレーニング
医療緊急事態はいつ起こっても予測できません。子どもが自転車から転落して怪我をしたり、同僚が突然心臓発作を起こしたりすることがあります。こうした状況に適切に対応できる準備はできていますか?子ども保育者や救急医療技術者(EMT)など一部の職種は必須ですが、誰もが知っておくと命を救える知識です。
CPRトレーニング
心肺蘇生法(CPR)を実施すると、心停止からの生存率が大幅に向上します。米国心臓協会によると、CPRは突然の心停止時の生存率を2〜3倍にします。トレーニングでは、成人・子ども・乳児に対する理論と実技を習得し、適切な手順で胸圧や人工呼吸を行う方法を学びます。
応急処置トレーニング
応急処置は、救急隊が到着するまでの間に必要な初期対応を行うための基本スキルです。切り傷や捻挫、骨折の処置はもちろん、アレルギー反応、けいれん、熱中症・低体温症などの緊急事態への対処法も学びます。実践的なシナリオを通じて、迅速かつ的確に対応できる力を養います。
薬剤投与トレーニング(MAT)
薬剤投与トレーニング(MAT)は、州法に基づき、子どもや成人に薬を投与する介護者が受講することがあります。経口、外用、吸入、貼付、眼・耳への投与方法を習得し、アレルギー反応時のエピネフリン自己注射の手順も学びます。実技中心のカリキュラムで、安全かつ正確な投与を身につけます。
認定・更新
CPRおよび応急処置の認定は通常1〜2年有効です。更新にはリフレッシュコースが必要で、多くの場合、CPRと応急処置は同一コースで取得できます。薬剤投与の認定は州が実施するプログラムで、州職員や州委託機関の従業員が対象です。更新期間は州により異なりますが、概ね1〜3年ごとに更新が求められます。
トレーニング時間の目安
CPR・応急処置は、米国赤十字社や米国心臓協会のローカル支部で提供されます。たとえば、赤十字社の「成人・子ども・乳児CPR+標準応急処置」コースは9時間で修了できます。
薬剤投与トレーニングは座学と実技が含まれ、州ごとに所要時間が異なります。例として、バージニア州社会福祉局のMATは8時間、コネチカット州発達サービス局は21時間です。
