バッテリーに関する連邦有害廃棄物規制
歴史
1996年、米国議会は「水銀含有・充電式バッテリー管理法」を可決しました。この法律は、ニッケル・カドミウム電池や小型密閉型鉛酸電池の回収・リサイクルを促進し、製品から電池を容易に取り外せるよう義務付けました。また、電池ラベルに化学組成・リサイクルマークを表示し、適切な処分を促す文言を入れることを求め、電池に含まれる水銀の段階的廃止も規定しています。
鉛酸バッテリー
1989年の有害廃棄物法は、鉛酸バッテリーを有害廃棄物に分類し、一般ゴミとしての処分を禁じています。硫酸と鉛を含むため、環境や人体に有害です。再調整やリサイクルにより、最大96%の部品を回収でき、環境への放出を防げます。
その他の電池
ニッケル・カドミウム、銀酸化物、水銀酸化物、リチウム、亜鉛空気、亜鉛炭酸、アルカリ電池は、廃棄時に有害廃棄物とみなされます。多くは水銀を含み、ニッケル・カドミウム電池はセルあたり10〜15%のカドミウムを含有します。水銀含有量が0.025%以下の新型アルカリ・亜鉛炭酸電池は有害廃棄物に該当しません。これらはポケットベル、カメラ、コンピュータ、携帯電話などに使用されます。
特徴
EPA(米国環境保護庁)の「ユニバーサル・ウェイスト」規則は、事業所・学校・自治体など非住宅部門で発生する有害廃棄物(電池や水銀含有機器)に適用されます。資源保全・回収法(RCRA)に基づき、1980年代初頭から取扱い基準が設けられ、電池には「Universal Waste – Battery」や「Used Battery」などの表示が義務付けられています。
予防・対策
EPAのEHSオンラインサイトでは、家庭での電池廃棄を減らすために、必要な分だけ購入し、可能であれば電池不要の機器を使用することを推奨しています。再充電可能な電池や水銀・重金属含有量が少ない電池の使用が望ましく、銀酸化物や亜鉛空気のボタン電池が水銀電池に取って代わりつつあります。ニッケル・カドミウム電池の代替品も求められています。
