血糖値の危険範囲とは?

考慮事項

ブドウ糖は炭水化物の分解産物で、ほとんどの生物の主要エネルギー源です。血糖値には正常範囲が設定されています。

正常血糖値

正常範囲は臨床試験に基づき設定され、健康な成人の8〜10時間空腹時血糖は70〜110 mg/dL が目安です。

危険血糖値

危険血糖値は「低血糖」と「高血糖」の2カテゴリに分けられ、放置すると不可逆的な障害や死亡につながります。

低血糖(低血糖症)

血糖値が50 mg/dL 未満を低血糖とし、40 mg/dL 以下は「危険値」とみなされ、直ちに対応が必要です。症状は失神、脱力、意識混濁、昏睡などです。

高血糖(高血糖症)

空腹時血糖が126 mg/dL を超えると高血糖と診断され、400〜450 mg/dL の範囲は「危険値」とされます。症状は混乱、倦怠感、強い渇き、脈拍微弱、吐き気で、放置すると糖尿病性昏睡や死に至ります。

意義

各検査室は自施設の測定方法や機器に合わせて危険血糖範囲を設定し、危険値が出たら速やかに医師へ通知します。

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