ソフトジェラチンカプセルの欠点と注意点
コスト
『Theory and Practice of Conventional Pharmaceuticals』によると、多くの製薬会社はソフトジェラチンカプセルを充填する設備を持っておらず、外部の加工業者へ薬剤を輸送する必要があります。この工程コストが最終的な販売価格に上乗せされます。例えば、肝油などの健康補助食品は液体とソフトカプセルの両方で販売されていますが、ほとんどの場合ソフトカプセルの方が高価です。
湿度・温度への感受性
ジェラチンは水に非常に溶けやすく、体内で速やかに溶解しますが、その分熱や湿度に弱い性質があります。高温多湿の環境下ではカプセル同士がくっついたり、破裂したりすることがあります。浴室など湿度が高い場所で保管すると、カプセルの寿命が短くなる恐れがあります。
食事制限
ジェラチンは主に豚や牛の骨・皮から作られるため、ユダヤ教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教などの食事規制に抵触します。また、動物性原料を避けるベジタリアンやヴィーガンも使用を控えることがあります。代替として海藻エキスなどから作られる動物フリーのカプセルがありますが、価格が高く入手しにくいのが現状です。
