看護プロトコルの作成方法

はじめに

看護プロトコルは、特定の状態や疾患に対する看護師のケアプランを詳細に示す文書です。書き方は決まったフォーマットがあり、どの施設でもほぼ同じです。以下に、効果的なプロトコル作成の手順とポイントを示します。

作成手順

  1. プロトコルを3部構成に分ける

    第一部は対象となる状態の詳細な定義、第二部は具体的な看護計画(薬物・非薬物治療、指導、フォローアップ、紹介)、第三部は計画を裏付ける科学的根拠(参考文献)です。参考例とテンプレートは「References」セクションにあります。

  2. 第一部を項目別に整理する

    以下の見出しで構成すると分かりやすくなります。

    • 定義(Condition Definition)
    • 病因(Etiology)
    • 主観的情報(Subjective)― 症状や既往歴
    • 客観的情報(Objective)― 身体検査・検査結果
    • 評価(Assessment)― 看護師視点での臨床判断
  3. 第二部:看護計画の詳細

    各項目を以下のように分けます。

    • 診断検査(Diagnostic Studies)
    • 治療(Therapeutic)― 薬物治療と食事・生活習慣などの非薬物治療
    • 教育・カウンセリング(Client Education / Counseling)― 患者向け教材や指導内容
    • フォローアップ・紹介(Follow‑up / Consultation / Referral)― 必要に応じた専門医への紹介
  4. 第三部:根拠となる文献を列挙

    最新のエビデンスを示すため、過去2〜3年以内に発表された文献を最低1件は含めます。文献リストは「The Gregg Reference Manual, Tenth Edition」の形式に従って記載してください。

参考文献・テンプレート

具体的な例やテンプレートは、医療機関の図書館やオンラインリソースで入手可能です。必要に応じて、各項目の見本をダウンロードして活用してください。

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