SAMスプリントの正しい使用方法
SAMスプリントは、病院や救急現場で骨折やその他の外傷の固定に使用される軽量で柔軟な専用スプリントです。長骨・短骨、指や足趾の骨折、頸椎のサポートなど、さまざまな部位に対応できます。正しく使用するには基本的な固定技術をマスターし、実際のケースに合わせて形を整えることが重要です。
必要なもの
- SAMスプリント
- ガーゼ
- はさみ
- テープ
- 伸縮包帯
使用手順
治療対象のサイズに合ったSAMスプリントを選びます。長さは様々あり、必要に応じてカットして調整できます。
スプリントを装着する前に、患部の血行・動き・感覚を確認します。腕や手首の場合は脈拍を、足や足首の場合は足首の脈拍を測り、指や足趾を動かして感覚を確かめます。
骨が突出している部位にはガーゼでクッションを入れ、圧迫や皮膚損傷を防ぎます。特に高齢者や皮膚が弱い患者には、ゆるく巻いたガーゼで保護すると良いでしょう。
SAMスプリントをC字形に曲げ、強度を高めます。スプリントの中央部を軽く凹ませて形を作ります。
患部の上下にサポート材を置き、固定中に動かないようにします。必要に応じて補助者の手を借りて安定させます。
スプリントを患部に合わせて成形します。腕や脚の場合は、手首や足首を包むようにカップ状に曲げ、長骨の固定では二重に折りたたんで補強します。
ガーゼ、伸縮包帯、またはテープでスプリントをしっかり固定します。巻きすぎて血行障害が起きないよう、再度脈拍・感覚を確認します。
