車椅子の基本情報と選び方ガイド

基本タイプ

車椅子は大きく分けて「手動車椅子」と「電動車椅子」の2種類があります。手動車椅子は軽量で、利用者自身が手で車輪を押すか、介助者が後方から押して移動します。座面や背もたれが折りたためるタイプや、車輪を取り外して車に積み込みやすくしたモデルもあります。電動車椅子は、身体の可動域が限られた人向けで、ジョイスティックやストローで息を吹き込む「スィップ・アンド・パフ」方式で操作します。バッテリー駆動で、数日ごとに充電が必要です。

種類と用途

市場には数百種の車椅子があり、機能やデザインが多様です。座面が上がったり、リクライニングしたり、立位姿勢を取れるものもあります。ビーチ用、スポーツ用、シャワー用など、特定のシーンに特化した車椅子もあります。

購入手続き

電動車椅子・手動車椅子ともに、医師の処方箋が必要です。手動車椅子の場合は「屋内外での使用が必要」と記載し、電動車椅子の場合は「上肢の筋力が不足し、手動車椅子が使用できない」旨を明記します。保険会社やメディケアへ提出し、承認が下りるまで数週間から数か月かかることがあります。費用は保険が全額または50〜80%を負担します。

子ども用車椅子

障がいを持つ子どもは、まず手動車椅子を使用し、十分に操作できるようになったら電動車椅子へ切り替えるのが一般的です。保険は前回購入から最低5年経過しないと新しい車椅子を支給しないことが多いため、成長に合わせて調整できるモデルを選ぶことが重要です。

費用目安

  • 手動車椅子:500〜5,000米ドル(平均2,000〜3,000米ドル)
  • 電動車椅子:1,600〜7,500米ドル(カスタム機能を追加するとさらに高額)

色やデザインも豊富に揃っており、個性を出すことも可能です。

歴史的背景

古代エジプト文明で手で押す車椅子が使用されていた記録があります。米国ではフランクリン・D・ルーズベルト大統領(1933〜1945年在任)がポリオにより車椅子を使用しながらも、世界恐慌からの復興を主導しました。

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