血圧管理チャートの作り方
米国心臓協会(AHA)は、高血圧の方に自宅で血圧を測定し記録することを推奨しています。オランダで実施された430名を対象とした研究(W.J. Verbek)では、自己測定を続けた人は血圧の低下と薬剤使用の減少に成功したと報告されています。メイヨークリニックも、自己測定が医師の診断を補助し、診療費の削減や血圧変動の実態把握に役立つと指摘しています。正確で見やすい記録を残すことが、効果的な血圧管理の第一歩です。
必要なもの
- 血圧測定用カフ(血圧計)
- 方眼または罫線入り用紙
- ペン
- 定規
作成手順
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ステップ1:基準血圧を測定する
数時間ごとに血圧を3〜4回測定し、1日の中で最も高い収縮期(上の数値)と最も低い拡張期(下の数値)を基準値とします。例として、150/94、146/92、148/90 の測定結果が得られた場合、基準血圧は 150/90 となります。メイヨークリニックによれば、血圧は早朝に最も高くなるため、午前中の測定が適しています。
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ステップ2:チャートの構成を計画する
日付(必要に応じて時間)と血圧・脈拍を記入する欄、そして血圧をグラフ化する領域を用意します。グラフは基準収縮期より上に 20 mmHg、基準拡張期より下に 20 mmHg の範囲を含めると見やすくなります。例:基準が 150/90 の場合、グラフは 170(上限)から 70(下限)まで設定します。
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ステップ3:用紙にチャートを作成する
罫線入り用紙に縦線を引いて列を作るか、パソコンで表を作成して印刷します。左端の列に「日付」ヘッダーを付け、上から 170、165、160 … と 5 単位ずつ下がっていく数値を記入し、最後の2行を血圧と脈拍の数値記入用に残します。
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ステップ4:毎日同じ時間に測定し記録する
安静にした状態で、毎日同じ時間帯(例:朝と夜)に血圧と脈拍を測定し、チャートの下部に記入します。血圧が安定してきたら測定頻度を減らすことも可能です。
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ステップ5:血圧をグラフにプロットする
測定した収縮期の数値に対応する位置に点を打ち、同様に拡張期の数値にも点を打ちます。例えば 150/90 の測定結果なら、上段の 150 の位置に点、下段の 90 の位置に点を描きます。
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ステップ6:複数回の測定結果を線で結ぶ
次回の測定(例:145/88)でも同様に点を打ち、定規を使って同じ系列の点(収縮期同士、拡張期同士)を直線で結びます。これにより血圧の推移が一目で分かるようになります。
