米退役軍人庁(VA)の給付要件と主なサービス概要
米退役軍人庁(Veterans Administration, VA)は、米国が軍人・退役軍人に提供する主要な支援制度です。医療施設、財政支援、職業リハビリ、障害者雇用、頭金不要の住宅ローン保証、教育訓練支援など、多岐にわたるプログラムが用意されています。以下では、各プログラムの利用条件をまとめました。
利用資格(Eligibility)
VAの各プログラムごとに資格要件は異なります。所得や障害の有無、申請期限、軍歴などが基準となります。対象となる主なプログラムは以下の通りです。
- 補償金・年金(Compensation & Pension)
- 医療サービス(Health Care)
- 職業リハビリ・雇用支援(Vocational Rehabilitation & Employment)
- 住宅ローン保証(VA Home Loan)
- 教育・訓練支援(Education & Training)
補償金・年金(Compensation and Pension)
- 軍務に起因する障害が10%以上の場合、VAから月額の補償金が支給されます。
- 戦時に従軍し、所得が限られている、または65歳以上の退役軍人は、年金(Pension)を受給できます。
医療サービス(Health Care)
- 医療サービスの受給資格は世帯収入に基づきます。2009年6月15日以降、VAは収入上限を現在の基準の10%上まで拡大しました。詳細はVA医療ウェブサイトで確認してください。
VA住宅ローンの資格(VA Loan Eligibility)
- 戦時サービス(90日以上)を満たす方:
・第二次世界大戦(1940年9月16日〜1947年7月25日)
・朝鮮戦争(1950年6月27日〜1955年1月21日)
・ベトナム戦争(1964年8月5日〜1975年5月7日)
不名誉除隊でないことが条件です。 - 平時サービスの場合、以下の期間に合計181日以上の現役勤務が必要です。
・1947年7月16日〜1950年6月26日
・1955年2月1日〜1964年8月4日
・1975年5月8日〜1980年9月7日(兵役)
・1975年5月8日〜1981年10月16日(将校)
こちらも不名誉除隊でないことが条件です。
教育・訓練支援(Education & Training)
- VAは、退役軍人、予備役、現役軍人が認定された教育・訓練プログラムに在籍する場合に支援を行います。受給資格は退役日から10年以内に限られます。
上記の条件を満たすかどうかは、VAの公式サイトや各プログラムの窓口で確認できます。ご自身に適した支援を活用し、退役後の生活を支える助けとしてぜひご利用ください。
