RfD(参考用量)の計算方法
RfD(参考用量)とは
RfDは「Reference Dose」の略称で、化学物質が人に有害になる量を示す指標です。具体的には、人に有害な影響が現れる前提となる最小量を表します。RfDは動物実験の結果を基に算出されるため、あくまで科学的な推定値です。
RfDの算出手順
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ステップ1:対象物質の「無観測影響レベル(NOEL)」を求めます。NOELは実験動物が影響を示さない最大投与量で、通常は「ミリグラム/日」で表されます。
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ステップ2:NOELを10で割ります。例としてNOELが0.5 mg/日であれば、0.5 ÷ 10 = 0.05 mg/日となります。これは動物とヒトの感受性差を補正するための計算です。
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ステップ3:前ステップの結果をさらに10で割ります。上記例では0.05 ÷ 10 = 0.005 mg/日となり、これがRfDです。二回の10分の割り算は、一般的な人と最も感受性が高い人との間の感受性差を考慮したものです。
このようにして求めたRfDは、化学物質の安全な摂取上限を評価する際の重要な指標となります。
