聴診器のベル(カップ側)の正しい使用方法
はじめに
聴診器は医療従事者が体内の音を聴くための装置です。肺の呼吸音や腸の腸音など、さまざまな音を聴くことができます。聴診器の先端には「ダイヤフラム」と「ベル」の2つの面があり、周波数の違う音を効率的に聴くことができます。
使用手順
ベルは低周波音、ダイヤフラムは高周波音を聴くためのものです。肺音は高い音が多くダイヤフラム、腸音や心雑音は低い音が多くベルで聴くと聞き取りやすくなります。
イヤーピースを耳に装着し、前方に向けて傾けます。こうすると音が聞き取りやすくなります。
ベルを開くには、胸部パーツをチューブに接続している部分を回転させます。ダイヤフラムが閉じていることを軽くタップして確認し、音が漏れないようにします。強く叩くと耳に痛みを与えるので注意してください。
患者さんにできるだけ動かないよう指示します。衣服が擦れる音は診察の妨げになります。
胸部パーツのカップ側(ベル)を聴診したい部位に当てます。過度に圧迫しないようにし、皮膚に直接当てなくても構いませんが、厚手の衣服は音を遮ります。
