メディケア税の最高税率はどれくらいですか?
メディケア税とは
メディケア税は米国で働くすべての従業員に課される連邦税です。米国内での給与に対して一定の割合が課税され、雇用主が給与から天引きして納付します。米国外で働く米国市民でも、IRS(米国国税庁)が定めた条件を満たす場合は課税対象となります。この税金は高齢者や障害者向けの医療保険(メディケア)の財源となります。
メディケア税の税率
IRSのPublication 15(Circular E)によると、2023年時点でのメディケア税の最高税率は総額で2.9%です。この税率は雇用主と従業員で等分され、従業員が給与の1.45%、雇用主が同額の1.45%を負担します。自己雇用者は雇用主分も含めて全額の2.9%を自分で支払う必要があります。
メディケアの給付内容
メディケア税を支払うと、メディケア・パートA(入院保険)が無料で受けられます。パートAは病院での入院、ホスピス、熟練看護施設でのケアをカバーします。パートA以外の給付は別途保険料が必要です。
- パートB:医師の診療費や予防医療などをカバーする医療保険(月額保険料が必要)。
- パートC:民間保険会社が提供するメディケア・アドバンテージプラン。
- パートD:処方薬の費用をカバーする処方薬保険。
メディケア税と社会保障税の関係
メディケア税は社会保障税(Social Security tax)と密接に関係しています。障害により65歳未満でメディケアを受給できる場合、同時に社会保障の障害給付も受ける必要があります。社会保障給付を受けるためには、社会保障税(2023年は従業員負担6.2%、雇用主負担6.2%)を支払っていることが条件です。
