マサチューセッツ州のメディケア補足保険(Medex)
Medicareは米国連邦政府が提供する社会健康保険制度で、主に65歳以上の方を対象としています。MedicareはパートA(入院)とパートB(外来・予防)からなる「オリジナルMedicare」と呼ばれる2部構成です。オリジナルMedicareだけではカバーしきれない医療費が多く、受給者は補足的な保険(メディギャップ)に加入してギャップを埋めることが一般的です。2010年時点で全米には標準的な10種類のメディギャッププランがありますが、マサチューセッツ州はそれとは別の独自制度「Medex(メデックス)」を採用しています。
Medexとは
マサチューセッツ州のメディギャップ保険はすべて「Medex」という名称で提供され、プランは大きく2種類に分かれます。
- Medex Core(コア)
- Medex Bronze(ブロンズ)
どちらもPPOやHMOのようにネットワーク選択やプライマリケア医の指定は必要なく、自由に医師を選べます。保険料に対する給付率は93.7%で、保険会社は受け取った保険料100ドルにつき93.70ドル相当の給付を行うことを目指しています。加入条件は、MedicareパートAとパートBの両方に加入していること、そしてマサチューセッツ州在住であることです。
Medex Core(コア)
Medex Coreは以下の基本的な給付を提供します。
- 年間3パイントまでの血液提供費用のカバー
- パートA・パートBのコインシュアランス(自己負担分)の支払い
- オリジナルMedicareの給付が尽きた後の追加入院日数365日分
- 精神科病院での治療に対する入院給付(認可された精神病院)
Medex Bronze(ブロンズ)
BronzeプランはCoreの給付に加えて、以下の追加サービスを提供します。
- 海外旅行中の緊急医療費を全額カバー
- パートA・パートBの免責額とコインシュアランスを100%負担
- 熟練看護施設(Skilled Nursing Facility)でのケア給付
- 精神疾患に対する追加入院日数60日分
処方薬(Prescription Drug)給付について
Medex Core・Bronzeいずれのプランにも処方薬給付は含まれていません。処方薬カバーが必要な場合は、民間保険会社が提供する別途の処方薬プラン(Part D)をオリジナルMedicareおよびMedexに組み合わせて加入することが可能です。
