カリフォルニア州の妊娠保険ガイド

雇用主の団体保険に加入していない場合、妊娠時の保険加入は難しいことがあります。カリフォルニア州では、低所得・中所得世帯向けに無料または手頃な料金で妊娠保険を受けられる制度が整っています。妊娠を計画中でまだ妊娠していない方は、民間保険会社からも比較的安価に加入できます。

HMO(健康維持組織)プラン

  • 中所得世帯でまだ妊娠していない場合、Kaiser Permanente や Health Net といった HMO から手頃な保険を選べます。予算重視の方向けに Kaiser Permanente は複数のプランを用意しています。妊娠が近いと予測できるなら、保険料はやや高くなるものの、自己負担がゼロのプラン(免責金額・コインシュアランスなし)を選ぶと安心です。一方、免責金額が設定されたプランは保険料が低めですが、診療時の自己負担が積み重なると総費用が高くなる可能性があります。

PPO(優先プロバイダー組織)プラン

  • HMO が提携医師のみ受診を求めるのに対し、PPO はネットワーク内のどの医師や病院でも受診可能です。柔軟性を求める方には、Blue Shield of California や Anthem Blue Cross の妊娠保険が選択肢となります。ただし PPO は一般的に保険料が高く、たとえば 2010 年時点の Blue Shield の Shield Spectrum PPO 5000 は保険料は低めですが、$5,000 の免責金額と 30% のコインシュアランスが設定されています。Anthem のプランも同様に高額です。

Medi‑Cal(メディカル)

  • 妊娠が確定した時点で、世帯収入に応じた保険加入が可能です。世帯収入が連邦貧困線の 200% 未満であれば、妊娠前後の診療費は無料で受けられます。妊婦向けの Medi‑Cal の収入基準は、他の Medi‑Cal プログラムより緩やかに設定されており、一定の自己負担(シェア・オブ・コスト)もあります。

Healthy Families プログラム

  • 19 歳未満の子どもが対象で、無料 Medi‑Cal の対象外の場合に利用できます。居住する郡によっては複数の HMO プランが選べ、月額保険料は低めに設定されています。子どもが出生後に本プログラムの対象になるため、妊娠中の母親も加入できるケースがあります。対象条件は、雇用主の団体保険に未加入、カリフォルニア在住、無料 Medi‑Cal の対象外、かつ市民権要件を満たすことです。

AIM(Access for Infants and Mothers)プログラム

  • 他の保険に加入できない妊婦向けの保険です。対象はカリフォルニア在住で妊娠中、Medi‑Cal などの公的保険の対象外、民間保険に未加入、かつ収入が AIM のガイドライン内であること。保険料は妊娠期間全体で年間総収入の 1.5% を 12 回に分割して支払います。AIM では診療時のコペイや免責金額は設定されていません。

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