COBRA保険の補償内容とは?

1985年に制定された統合予算調整法(COBRA)は、雇用主が提供する団体医療保険を失った従業員とその家族に、保険の継続を選択できる権利を与える制度です。COBRAは、前年度に20人以上が加入していた団体医療プランが対象となります。ただし、特定の教会組織や連邦政府が管理するプランは対象外です。

定義

COBRAの目的は、雇用主の団体保険が何らかの理由で終了した場合に、同じ保険を継続できるようにすることです。個人が団体保険と同等の保険料で一時的に保険を受けられ、転職や失業の間の医療保険の空白期間を埋めます。

適用条件

COBRAの対象となるには、まず従業員が雇用主の団体医療保険に加入していたことが必要です。解雇、勤務時間の減少、自己退職・非自己退職などで団体保険が終了した場合に適用されます。また、被保険者が死亡した場合は、遺族もCOBRAを選択できます。

手続き期間

COBRAの適用を希望する場合、雇用主は対象事象が発生した日から30日以内にプラン管理者へ通知しなければなりません。管理者は通知後14日以内に情報パッケージを送付し、対象者は受領後60日以内に加入の可否を決定します。加入を選択した場合、最初の保険料は45日以内に支払う必要があります。期限を過ぎると保険は取り消されます。

保険期間

COBRAは一時的な補完保険で、通常は最長18か月間利用できます。加入後60日以内に障害が認められた場合は、延長保険が適用されますが、延長期間の保険料は上昇することがあります。保険料の支払いが遅れると、保険は直ちに失効します。

留意点

COBRAの保険料は、雇用主が支払っていた団体保険料全額に相当します。つまり、従業員は自分が負担していた分と、雇用主が負担していた分の両方を支払う必要があります。そのため、若年で健康な人は民間の個人保険の方が安くなる場合があります。ただし、2014年以降の医療改革法が完全に施行されるまで、既往症がある人は民間保険での加入が拒否される可能性があります。

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