健康保険料は税引き前に控除できるか?

健康保険料の一部は、確定申告で控除できる場合があります。勤務先で保険に加入している場合は、雇用主が負担した分は控除対象外で、自己負担分のみが対象です。控除を受けるには、基本的に確定申告で項目別控除(明細)を選択する必要があります(自営業者は例外あり)。

控除対象となる保険料

IRS(米国国税庁)の基準により、以下の医療費にかかる保険料は控除対象です。

  • 処方薬、入院費、手術費、医師の診療費、歯科治療費など
  • 非処方薬や、IRSが医療費と認めない項目は対象外です

保険会社が保険料の内訳を提供できない場合は、どの部分が医療費に充てられるか確認が必要です。

長期介護保険の控除

長期介護保険に加入している場合、IRSが定めた上限額まで保険料を控除できます。例として、2010年の上限は年齢別に $330(40歳未満)から $4,110(70歳以上)までです。家族全員が加入している場合でも、上限は個人ごとに適用されます。保険が「保証更新可能」であることなど、追加の条件があります。

控除額の計算方法

項目別控除を選択する前に、まずForm 1040の冒頭に記載される調整後総所得(AGI)を算出し、7.5% を掛けます。この金額を医療費総額(保険料、処方薬、入院費、年次検診など)から差し引き、残りが控除対象となります。

例:AGI が $100,000 の場合、7.5% は $7,500。医療費総額が $11,000 なら、$11,000‑$7,500=$3,500 が控除対象です。

自営業者の場合

自営業者が自分自身、配偶者、扶養家族、さらには成人の非扶養子どもまでの保険料を支払っている場合、100% を控除できる可能性があります。保険契約は本人名義または事業名義である必要があり、事業が純利益(またはパートナーシップの場合は純利益分)を出していることが条件です。控除はForm 1040 に直接記入し、Schedule C(事業収支表)には記入しません。

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