大学生が直面する健康保険の課題
大学生活は、親から離れて自立した判断を求められる時期です。その中で最も重要な課題のひとつが健康保険の確保です。USA Todayのサンドラ・ブロック氏は、十分な保険がなければ事故や重病で高額な医療費がかかり、退学を余儀なくされる可能性があると警告しています。
親の保険プラン
ブロック氏によれば、大学生の約3分の2は親の保険に加入しています。2010年のオバマ政権の医療改革法により、26歳まで親の保険に残れるようになりましたが、遠方の大学に通う学生は、親の保険でカバーされる医師が限られるなどの問題があります。その結果、自己負担額やコペイが増えるリスクがあります。
大学が提供する保険プラン
多くの大学は学生に健康保険加入を義務付けており、独自の保険プランを提供しています。2008年のGAO調査によれば、大学の半数以上が学生向け保険を用意しています。保険料は比較的安価ですが、重篤な疾患や既往症が対象外になることや、給付上限が設定されていることがあります。2010年4月、ニューヨーク州の検察官アンドリュー・クオモは、大学の保険料がサービスに見合わない高額であるケースを指摘し、見直しを促しました。
個人保険プラン
保険会社は大学生向けの個人保険を販売しており、アルバイトや副収入がある学生にとっては手頃な選択肢です。ブロック氏が引用したカリフォルニア・ウェスタン大学法学部のブライアン・リャン氏によれば、年間保険料は600ドル程度から提供されています。GradGuardなどのプランは保険未加入の学生向けに包括的な保障を提供しますが、自己負担額が高くなる、既往症のある人は加入できないといったデメリットもあります。
