子どもの健康保険加入ガイド

米国では、子どもの半数未満しか適切な医療や検診を受けていないとThe Commonwealth Fundは報告しています。オバマ政権下で成立した『患者保護と医療費負担適正化法(通称:オバマケア)』により、子どもへの保険加入が格段にしやすくなりました。

対象年齢と加入資格

2010年3月にオバマケアが施行されると、保険会社は既往症を理由に子どもの加入を拒否できなくなりました。対象は19歳未満の全ての子どもです。現在は子どもだけの保険商品は少なく、親は既存の個人保険や企業保険に子どもを追加するだけで加入できます。

保障内容

すべての保険は予防医療を無償で提供することが義務付けられています。予防接種、定期健診、聴覚・視覚検査などに対し、自己負担(コペイ、デダクタブル、コインシュアランス)は発生しません。米小児科学会によると、2歳までに少なくとも9回、21歳までにさらに17回の定期健診が推奨されています。

加入時期(エンロールメント)

加入期間は州ごとの法律で定められています。オープンエンロールメントを実施している州もあれば、特定の期間がない州もありますが、いかなる場合でも保険会社が既往症の有無だけで子どもの加入を限定することはできません。すべての子どもは同じ期間に加入可能です。

公的保険制度

連邦と州が提供する公的保険は大きく2つあります。

  • メディケイド(Medicaid):最も低所得世帯向けで、保険料は無料です。
  • 子ども健康保険プログラム(CHIP):19歳未満の子どもを対象に、低コストで包括的な保障を提供します。

どちらのプログラムも、申請日まで遡って最大3か月分の給付を受けられる場合があります。加入を希望する場合は、各州の保健福祉局へ問い合わせてください。

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