医療保険がカバーしにくい主な理由

医療費の高騰は大きな問題となっています。保険に加入していない場合、生命に危険がなくても大きな負債を抱えることがあります。保険は費用の一部を負担しますが、すべてがカバーされるわけではありません。保険会社は、申込者の既往歴や家族歴、服用薬、職業などを理由に加入を拒否したり、支払いを否認したりします。

既往症(既存の医療条件)

既往症があるからといって必ずしも保険が拒否されるわけではありませんが、申込者が保険会社の定義する「既存の病状」を正しく申告しないと、医療サービスの費用が支払われないことがあります。保険会社は申込時に対象となる病状リストを提示し、過去にその病歴がある場合は必ず報告する必要があります。病歴によっては加入が拒否されたり、保険料が上がったりします。

家族の病歴

特に民間保険では、がん、エイズ、糖尿病、心臓病、肝炎、全身性エリテマトーデス(SLE)などの家族歴があると加入が難しくなることがあります。団体保険でも、家族歴の開示は求められます。

服用薬

特定の薬を常用していると、保険会社はリスクが高いと判断し、加入や保険金支払いを拒否することがあります。例として、関節炎、頭痛・片頭痛、胃酸過多、狭心症、うつ病などの治療薬があります。薬自体が危険というわけではなく、薬が示す基礎疾患への懸念が理由です。

職業

職業によっても保険加入が難しくなるケースがあります。航空管制官や農薬散布作業員は高ストレスや有害化学物質への曝露が問題視されます。その他、消防士、警察官、プロアスリート、窓拭き作業員、サンドブラスター、スタントマンなども同様です。

健康保険 - 関連記事