メディケア パートD の概要と加入ポイント

メディケア パートD は、処方薬の保険制度です。高齢者の薬代負担を軽減する目的で設けられ、民間保険会社が提供しています。メディケアの対象となった時点で加入手続きを行います。

対象者

メディケア(パートAまたはパートB)に加入している方は、現在使用している薬や健康状態に関係なく、パートD の薬剤カバーに申し込めます。メディケイド(州の医療保険)で薬を受け取っている場合は、メディケアに切り替わる際にパートD に加入する必要があります。

追加支援(Extra Help)

所得が限られている方を対象に、パートD の保険料が無料になる「追加支援」制度があります。メディケイド受給者やSSI(補足保障所得)受給者は対象となり、自己負担額も低く抑えられます。2023年時点での目安は、単身者の月収が1,353.75ドル以下、夫婦合計で1,821.25ドル以下、資産は単身者で12,510ドル、夫婦で25,010ドル以下です。

ドーナツホール(自己負担のギャップ)

薬代が一定額に達すると、自己負担が増える「ドーナツホール」制度が適用されます。たとえば、初回のデダクティブル(自己負担額)として310ドルを支払い、その後は共済金と自己負担が分かれます。処方薬の総支払額が2,840ドルに達すると、自己負担が薬代の50%に上がり、年間自己負担総額が4,550ドルに達するまで続きます。その後は、保険が薬代の95%をカバーします。

遅延加入ペナルティ

メディケアパートD の対象時に加入しない、または63日以上カバーがない状態が続くと、遅延加入ペナルティが発生します。ペナルティは、全国平均プレミアムの一定割合に、無保険期間の月数を掛けた金額です。ペナルティはパートD に加入し続ける限り毎月の保険料に上乗せされ、全国平均が上がればペナルティも上がります。

パートD の加入方法

パートD はメディケアプランに追加できるほか、民間保険として単独で購入することも可能です。いずれの場合も月額プレミアムが必要です。HMO、PPO、またはメディケア・アドバンテージプランに加入している場合は、既にパートD が含まれていることがありますので、プランの説明書を確認してください。

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