ニューヨーク州の健康保険タイプと特徴

ニューヨーク州では、他州と異なり保険料の算定にコミュニティレーティングが用いられます。これは、同一地域(通常は数郡)に住むすべての加入者が年齢や健康状態に関係なく同じ保険料を支払う方式です。そのため、州内で提供される保険商品は多様で、地域ごとにラインナップが異なることがあります。以下に、ニューヨーク州で主に見られる健康保険の種類を紹介します。

労働者災害補償向け Preferred Provider Organization(PPO)

Preferred Provider Organization(PPO)は、ネットワーク内の指定医療機関を利用すれば保険料が抑えられるプランです。ネットワーク外の医師を受診した場合でもカバーはされますが、自己負担額が高くなります。ニューヨーク州では1996年制定の法律第635条に基づき、労働者災害補償の受給者に対して追加的な支援が行われており、保険プランは州保健局が管理しています。

Family Health Plus(ファミリーヘルスプラス)

Family Health Plus は、低所得の個人や家族が加入できる州の健康保険プログラムです。メディケイドの所得基準を超えているが、民間や雇用主提供の保険を購入できない人が対象となります。医療サービスは、居住地域の提携マネージドケアプランを通じて提供されます。

Elderly Pharmaceutical Insurance Coverage(EPIC)

EPIC は、ニューヨーク州在住の高齢者に対し、処方薬費用を補助する保険です。さらに、メディケア パートD の保険料の一部も支援対象となります。

Healthy NY – HDHP(高額自己負担健康保険)

高額自己負担型健康保険(HDHP)は、保険加入者が医療費の自己負担額を自ら管理し、余剰分を健康貯蓄口座(HSA)に積み立てられる「消費者主導」のプランです。HSA の資金は所得税が課されず、医療費に自由に使用できます。Healthy NY は、民間や団体の HDHP が手に届きにくい人向けに、保険料を抑えるオプションを提供しています。

Healthy NY – Standard(標準プラン)

Healthy NY は、保険料が支払えない住民を対象にした州の助成付き健康保険です。保険料の 15%を州が補助し、健康診断とリスク評価を受けた場合はさらに 5%が追加補助されます(2010 年時点)。

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