健康貯蓄口座(HSA)の規制と概要
資格要件
- HSAを開設するには、高額自己負担健康保険(HDHP)に加入していること、他の健康保険(メディケアを含む)に加入していないこと、他人の確定申告の扶養家族として申告されていないことが条件です。
高額自己負担健康保険(HDHP)とは
- HDHPは、自己負担額が米国財務省が定める基準を上回る保険です。例として、2009年の基準は個人で$1,150、家族で$2,300で、毎年インフレに応じて調整されます。
利用可能な支出
- HSAの資金は、医療費、歯科・視覚ケア、OTC医薬品などの適格医療費に使用できます。健康保険料は失業給付を受けている場合やCOBRA継続保険、メディケア保険料など特定の場合を除き、適格支出とはなりません。長期介護保険料の多くも適格支出です。
拠出上限
- 拠出上限は毎年財務省が定めます。2009年は個人で$3,000、家族で$5,950でした。55歳以上は「キャッチアップ」拠出として追加で$1,000が認められています。
税務上の取り扱い
- 拠出金は税控除の対象となり、運用益も非課税で蓄積されます。適格医療費に使用すれば引き出し時に税金はかかりません。65歳以降は、目的を問わず税金なしで引き出せますが、65歳未満で非適格支出に使用すると、10%のペナルティと所得税が課されます。
携帯性
- IRAと同様に、HSAは雇用主や保険会社に縛られません。転職や保険会社変更、州を移転しても口座はそのまま保持できます。
