ヘルスケア情報システムの管理方法

医療分野での情報システム活用は比較的新しく、Boston Globeのリサ・ワングスニス記者は2009年4月13日の記事『Electronic Health Records Raise Doubt』で「断片化した医療システムを患者がナビゲートするための革命的ツール」と評しています。

医療提供者が管理する情報システムは主にEHR(Electronic Health Record)と呼ばれます。一方、個人が自分の医療情報をオンラインで管理できるのがPHR(Personal Health Record)です。PHRを活用すれば、健康管理が自立的かつ有益になります。

必要なもの

  • インターネットに接続できるコンピュータ
  • WebベースのPHRサービス
  • 自身の医療記録(診療情報、処方箋など)

手順

  1. PHRの目的を理解する

    PHRは自分の健康状態や受診履歴を管理し、薬の服用状況や相互作用の確認、診療予約、情報共有などを容易にするツールです。

  2. 利用できるサービスを把握する

    代表的なPHRは、2008年2月にリリースされたGoogle Healthと、2007年10月に登場したMicrosoft HealthVaultです。どちらも基本サービスは無料で、Web上からパスワードでアクセスできます。

  3. サービスを比較し選択する

    機能や操作感を比較し、自分に合ったプラットフォームを選びましょう。比較記事はVince Kuraitis氏のe‑CareManagementブログ(参考文献)に掲載されています。

  4. 医療情報を入力する

    情報の取り込み方法は3通りあります。(1)手動入力、(2)提携医療機関からの自動インポート(例:Google Healthの提携先一覧 https://www.google.com/intl/en-US/health/about/profiles.html)、(3)第三者業者に依頼してデータを整形してもらう。

  5. アクセス権を設定する

    情報はパスワードで保護されており、閲覧を許可した医師や介護者だけがアクセスできます。

  6. 定期的に更新する

    常に最新かつ完全な情報を保つことで、PHRの効果を最大限に活用できます。

ヘルスケアマネジメント - 関連記事