医療過誤を防ぐための実践的ガイド
医療過誤防止のための基本的な手順
医師や医療従事者が不適切または過失により、あるいは何もしなかったことで患者に損傷を与えることを医療過誤と言います。患者への影響は重篤で、生命に関わることもあります。訴訟で補償を求めることはできますが、まずは医療過誤自体を防ぐことが最善です。そのためには、患者自身が医療に積極的に関わる必要があります。
- 医師の情報を事前に調べる
州医師会連盟(FSMB)のDocInfoサイトなど、全国の医師情報が掲載されたデータベースで、学歴・免許・懲戒歴などを確認します。「Get Immediate Results」からオンラインで申し込み、手数料をクレジットカードで支払えば数日で報告書が届きます。郵送で受け取りたい場合は「FSMB Profile Request」から用紙をダウンロードし、下記住所へ送付してください。
Federation of State Medical Boards
Attn: Physician Profiles
P.O. Box 972507
Dallas, Texas 75397-2507 - 自分の病歴を正確に伝える
服用中の薬(処方薬・サプリ・ハーブ)をリスト化し、医師に書面で渡します。アレルギーや過去・現在の病歴、家族歴も忘れずに伝えましょう。
- 診療内容について質問する
わからない点は専門用語を使わず平易な言葉で説明してもらうよう依頼します。処方薬の副作用や他の薬との相互作用、手術や治療のリスク・成功率、担当医や外科医の経験回数なども確認し、懸念があれば遠慮なく伝えましょう。
- 家族や配偶者を同伴する
診療時に話された内容をすべて覚えておくのは難しいものです。信頼できる家族を同席させれば、後で要点を振り返ることができ、診察中に重要な情報を補足してもらえることがあります。
- 薬局で処方内容を確認する
医師が指示した薬名と、薬局で受け取った薬の名称を照らし合わせます。ジェネリック医薬品は名称が異なることがありますが、同一成分かどうかを必ず確認し、違いがあれば医師に問い合わせましょう。
- 入院時は主治医を指名する
複数の医師が関わると情報が錯綜しやすくなります。入院中は「主治医」を決めてもらい、すべての治療方針や検査結果が一元管理されるようにしましょう。
これらの対策を実践すれば、医療過誤のリスクを大幅に低減できます。自分の健康は自分で守る意識が何より重要です。
