蒸気滅菌装置の再利用手順
商業用蒸気滅菌装置は医療機関、機器メーカー、官公庁などで、患者やスタッフが使用する機器の滅菌に利用されています。蒸気を加圧してチャンバー内の物品を滅菌するこの方法は、副作用がなく環境負荷も低く、日常的に無制限に使用できる点が特徴です。
必要なもの
- 生物指標(Biological indicator)
- ロードラック
- 滅菌ログブック
手順
滅菌装置を空にする。前回のロードの全てのアイテムが取り除かれているか、チャンバー内部を確認する。包装されたまま残っているとログに記録できず、布製品が焦げる恐れがある。
扉を開けたままにする。サイクル間は扉を開放し、チャンバー温度が適正に保たれるようにする。閉じたままでは温度上昇し、次の滅菌が不十分になる可能性がある。
テストサイクルを実施する。シフト交代やメンテナンス後はテストサイクルを走らせ、結果を滅菌ログに記録する。
ロードの準備を行う。標準手順に従い、布で包んだものは上段、金属容器に入れたものは下段に配置し、リネンは45度の斜めに並べる。
アイテムをロードする。スライドロッドに合わせてカートをチャンバーに入れ、ロックピンを解除してから移動させる。
滅菌プリントアウトを確認する。温度、ロード順、技術者のサインが記載されているか確認し、問題がなければ次のロードへ進む。
生物指標を追加する。指標は化学変色テストストリップと内部の生物試料で構成され、規定位置に配置する。
サイクルを開始する。対象機器に適したサイクル(例:真空サイクル)を選択し、メーカー推奨の条件で実行する。
