ヘパリンの皮内投与手順
概要
医療従事者が使用する注射経路は主に4つあります。皮下注射(皮膚の下、筋肉の上)、筋肉内注射(筋肉組織へ)、静脈注射(静脈内)そして皮内注射です。皮内注射は皮膚の層間に行い、結核菌素検査やアレルギー検査など診断目的で広く用いられます。
必要なもの
- 結核菌素用シリンジ(0.5 ml)
- アルコール綿
- ラテックス手袋
- ガーゼ
- 絆創膏
ヘパリンの皮内投与手順
手を洗浄し、ラテックス手袋を装着します。注射部位(内側前腕)をアルコール綿で拭き、完全に乾燥させます。
結核菌素用シリンジを使用し、針を10〜15度の角度で皮膚に挿入します。深さは約1/4インチ(約6 mm)です。針を挿入したら、ヘパリンをゆっくり押し出し、皮膚に小さな隆起(円形)ができるまで注入します。注入後は同じ角度で針を抜きます。
注射部位を清潔にし、ガーゼを軽く当ててから絆創膏で固定します。軽くマッサージしながら1分程度血流を促します。
